安藤 誠啓あんどう せいけい
対応エリア:
香川
- 生年
- 1972年
- 出身
- 香川県三豊市
- 所属
- 総本山善通寺 広報主任
- 経歴
- 葬儀業の代理店→33歳の夏、退職し僧侶に
- 資格
- 真言宗善通寺派 僧籍、日商簿記3級
- ガイド内容
- 総本山善通寺境内案内
- 対応フィールド
- 総本山善通寺
- 対応シーズン
- オールシーズン
- お客様へ一言
- 善通寺の広い境内には、高くそびえ立つ五重塔や大楠、戒壇めぐり等見どころがたくさんあります。今の時代、インターネット等から情報を得ることもできますが、百聞は一見に如かず。実際に来て見れば、予想をはるかに上回る体験がそこにはあります。弘法大師生誕の地でお待ちしています。
弘法大師生誕の地、善通寺。いわば、四国遍路が生まれた地と言っても過言ではありません。そんな「はじまりの地」でにこやかに出迎えてくれるのが安藤さんです。
安藤さんは、お寺で生まれた方ではありません。実家は商売をされていました。19歳の時、実父が他界し、実家の事業を継ぐものの、27歳の時に事業をたたまざるをえなくなります。その後、葬儀業の代理店を始めたのが、仏教の世界との出会いでした。その時点ですぐに僧侶を志したわけではありませんが、「仏縁あって今に至っている」と安藤さんは言います。
僧侶になるには、学校で学んだり修行をする期間があります。安藤さん曰く「学校での勉強は、初めは何のためにするのか分からず、全く身に入りませんでしたね(笑)でも自分に後輩ができた時、『伝えなくてはならない』と思い、そこでもう一度自分で学び直しをしました」と。この時の経験が、安藤さんの特徴的な境内案内に繋がっています。難しい仏教用語を使わず、易しい言葉に言い換えて、時には例え話を交えながらの安藤さんの案内やお説法は、楽しくわかりやすいと評判です。
善通寺では、以前は境内案内を積極的に行っていたわけではないのですが、善通寺を訪れる方により良い経験をしてもらいたいという安藤さんの思いから、率先して取り組みを始めたそうです。中型バスが駐車場に停まるたびに、飛び込みで自らガイドを申し出ていた時期もあったのだとか。そんな経験の積み重ねもあり、今では滞在時間や訪れる人の年代に合わせて、幾通りもの案内ができるようになりました。
安藤さんとお話をしていると、お坊さんとお話をしているというより、優秀な営業マンとお話をしているような気分になる瞬間があります。安藤さん自らも「やはり生まれた時の血は変わらない。僕には商売人の血が流れている」と言います。そんな安藤さんが、仏教に魅せられたのはどんなところなのでしょうか。
「20代の一番苦しかった時、仏教に出会えていたらと思うことがあります。仏の教えは、この世でよりよく生きるためのHowtoが詰まっています。日常の悩みはすべて仏教の教えで解決できるのです」と語ってくれました。
広い境内を、軽快なお喋りで案内してくれる安藤さん。何気ない会話の中に、あなたの未来を照らす「生きるヒント」が隠れているかもしれません。
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参拝者を迎える大きな南大門
御影堂では毎朝6時から朝勤行が行われます
本堂の薬師如来
札所でお経を奉納した証となる納経帳
高くそびえ立つ五重塔
御影池の前で案内をする安藤さん
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