柿谷 奈穂子かきたに なおこ
対応エリア:
高知
- 生年
- 1981年
- 出身
- 東京都
- 所属
- フリーランス
- 経歴
- 京都で2年間お茶の仕事をし、2013年5月に夫の地元高知県に移住
- 資格
- 日本茶インストラクター
- ガイド内容
- 茶摘み体験、茶堂めぐり、お茶講座など
- 対応フィールド
- 津野町周辺
- 対応シーズン
- 春、秋
- お客様へ一言
- 良質なかぶせ茶パウダーをふんだんに使った津野山ビールは二日酔いになりにくい不思議なビールです。高知県に来られた時には是非ためしに飲んでみてください。見た目の美しさとほろ苦い後味がクセになりますよ。
高知県津野町周辺でブームになっているカクテルがあります。津野山で育った良質なかぶせ茶をパウダーにし、ビールと合わせた「津野山ビール」です。
この津野山ビールの開発の中心となったのが柿谷さんです。
柿谷さんとお茶の出会いは20代半ば。京都で日本茶インストラクターの資格を取得したのち、老舗茶屋でお茶の販売に携わる傍ら、さまざまなスタイルでお茶講座を行ってきました。
2013年に夫の地元である須崎市に移住を決めた時も、京都で培った経験と資格を活かした仕事に就きたいと考え、地元の農協に就職しました。「お茶に関わる仕事なんてそうそう無いんですけど、たまたま募集があって。今思えば津野山茶との運命的な出会いの瞬間でしたね」
津野山ビールは、柿谷さんのお茶の生産農家さんへの思いが具現化された商品です。
柿谷さんが移住した頃、津野山茶の販売単価は過去最低で生産量も減る一方。「なんとか状況を好転させたいと思い、お茶の消費量とブランド力を上げるため、行きついたのが津野山ビールでした」と教えてくれました。
そんな思いの詰まったお茶は、お茶好きの人たちの間で評判となり、「生産現場を見たい」と津野町を訪れる人が年々増えてきました。
春の収穫の時期にはお茶摘み体験をしたり、秋には茶堂をめぐるお茶ツアーを企画したりと、お茶を身近に楽しむ方法を提案しています。また、年に一度ツノチャ・マルシェを主宰し「お茶×〇〇」というコラボを数多く生み出しつつ、お茶の可能性を広げる活動を続けています。
お茶との接点を少しでも増やしたいという柿谷さん。今後はアウトドアシーンなど、高知の自然を活かしたお茶の楽しみ方も提供していくそうです。
柿谷さんのガイドの魅力は、生産者と消費者を繋げ、お茶の良さをダイレクトに伝えてくれること。更にただの産地見学で終わることなく、その裏側にある流通の仕組みや生産を続けることの大変さも見せてくれるところです。見学した後でいただくお茶は、いっそう深い味わいになることでしょう。
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見た目も美しい「津野山ビール」
津野山ビールを片手に、会話も弾みます
全国の日本茶ファンが産地見学に
暑い夏には冷たいお茶を
日本茶の良さを知ってもらうために講座を開催
「お茶×〇〇」を生み出すツノチャ・マルシェ
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